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にしもく合同会社
神代楠の大皿
価格: ¥23,220(税込・送料別)
商品説明
□「神代楠」について
木や倒木が火山の噴火や地殻変動などの自然災害により、土中や水中に埋没して酸素が遮断された状態で朽ちることなく、圧力を受けながら数百年から数千年の長い年月を経て変成したものが、自然災害や人口災害によって再び世に出てきた木のことを神代木と呼びます。
神代木の独特な風合いから観賞用として、また歴史的にも大変貴重な価値を備えた銘木としても、高級材として扱われ高額で取引されています。
クスノキ科の常緑高木である楠は、古事記にもその名が記されるくらいの古くから日本人によく親しまれた木材のひとつです。
その硬さから古代には幹をくり抜いて丸太船として利用され、現在でも優秀な造船材として和船に使用されています。
また防虫剤として使用される樟脳の原料としても知られるように、その独特な香りや防虫効果から仏像彫刻や寺社建築にも広く使われていました。
一方ではその硬さのため、加工が難しい木材でもあります。
熊本県の球磨川から出土した「神代楠」を、岡山県美作の製材所にて長い期間をかけて自然乾燥させたものを使用しています。
気が遠くなるような長い年月を朽ちることなく、ふたたびこの世に出てくるまでじっと生きながらえたことから、強い生命力と神秘的な雰囲気を感じさせる銘木です。
その縁起の良さや長命に繋がることから、ご出産や長寿のお祝い、幸運の贈り物などにも最適です。
□サイズ
直径24cmのサラダボウルです。
□庄川挽物木地について
北陸における木材の一大集積地である庄川に集められた豊富な木材を使い、19世紀の後半に庄川町で職人がろくろ木地を売り始めたのがその起源とされています。
職人の手作業により、横ロクロを用いて横木材を加工して作られる庄川挽物木地は、材料となった木材の年輪が様々な形で現れて木目の美しさが際立ち、かつ丈夫な製品となります。
庄川挽物木地は1978年より経済産業省指定伝統的工芸品に指定されています。